話題のイカゲーSplatoon(スプラトゥーン)の「へり」の話
ひさびさに任天堂のゲームをしたいと思わせたsplatoon、初日からプレイしてる。今まで言われているとおりFPSTPS界の新風かつ現時点ですでに傑作といえる出来栄えだ。
シューターは日本人のなかでは親しんでるほうだと思うが、これほど「入りやすい」ゲームもなかっただろう。既存のシューターはそこそこの腕前になるまでやられ役にしかなれずはっきり言って楽しくないので、塗りの要素で初心者に活躍の場を作ったアイデアは素晴らしいの一言。
特徴のひとつであるジャイロによるエイムコントロールも一度なれてしまえば快適だ。ただ、やはり標準コントローラは重すぎなのでなにかと扱いづらさはある
イカ研究所の研究員がとんでもない裏技を発見したそうだ。 「バトルドージョー」のTV側のコントローラーにジャイロ機能を追加できるという技らしい。 TV側のコントローラーを選ぶ画面で十字ボタン下+Bボタンを押しながら、ZR+ZLボタンだ。 pic.twitter.com/Kg4DC0jVPm
— Splatoon(スプラトゥーン) (@SplatoonJP) 2015, 5月 30
これは苦しい。
途中で気づいた興味深い事象がある。高所から下に向かって撃つ場合、へりが予想以上に邪魔なのだ。FPSの感覚では当たる立ち位置のつもりでいると、このゲームがTPSかつ腰だめ撃ちであるために目の前の障害が予想以上に厄介なのだ。下の雑な図を見て欲しい。
この図が示すのは障害物に近いほど視線と射線のずれが深刻になり「見えてるのに当たらない」領域が増えることである。
高所とへりの関係も同じである。
基本的にシューターでは高所が強いのだがこの視野とのずれによりsplatoonでは高所は真下に弱いことが多い。チャージャーと呼ばれる遠距離射撃を行うブキを使うプレイヤーが高所を占拠している場合、真下に張り付いて撃ち上げているとあっさり倒せたり退却したりする。降りてきた場合でもインファイトでは脅威ではないので有利に戦える。
TPSではよく起こるのだろうか。TPSのマルチは経験があまりなくよく分からない。
その2書いた