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【スプラトゥーン2】 ローカルマルチと分離Joy-Con

 Switchはローカルマルチを推している。なにしろ本体がタブレットだ。ゲームはスマホではやらず、家でPCかコンソールで遊ぶと決めている自分ですら出先で遊ぶこともある。Switchを持っている友人がいないのでスプラトゥーン2をローカルで通信プレイすることは今だ叶っていないが、本体とJoy-Conという最小構成でどこまで快適に操作できるか考えてみた。

 普段プロコンを使っているので当然いわゆる携帯モードが最適解と思ったが、Joy-Conを取り外してスプラトゥーンをやってみると意外なほどポテンシャルを感じた。全然うまくは扱えてないが初めて試した瞬間からこれでいこうと思わせる何かがあった。

 分離Joy-Conの場合右手のみでジャイロ操作を行う。最大のメリットはやはり腕を使ってエイムができることだろう。WiiU時代すでに思っていたことだが、シューター*1における操作のゴールドスタンダードたるマウスに一番近づいたコンソール向け操作法となったジャイロだが、片手ジャイロはそれをさらに良いものにできる可能性がある。しかし素晴らしいと思うと同時に何か慣れない感じ、うまくいかない感じがあった。おそらくこの操作に完全に無知で間違ったやり方をしていると思い対策を考えた。

 最も難しかったのは位置感覚。腕を完全に自由に動かすのが一番素早い動きを実現できると信じしばらくプレイしたが、ぴたっと止めるのが困難だし「元の位置」を少しずつ失ってだんだん奇妙なポーズでプレイするはめになった。ここにアンカーのような基点となる部分を体のどこかに設定する必要性があるなと気づいた。

 具体的には肘を腿に置くこと。出先で(机と椅子は最低限必要だが)安定した固定台を考えると体に置くという格好をとるしかない。股を大きく広げ左足を前に、右足を横に出し右足のふとももに肘を置いて右手の肘先が十分動ける空間を確保するスタイル。これが現状の出先での標準姿勢だ。

 これも前作からの話だがジャイロ操作は姿勢が命。決してソファーに転がりながらできるものではない。スプラトゥーン1では甲子園と題して大会が繰り広げられたが動画を少し見たところプレイスタイルにはあまり着目されてなかったようだった。しかし今作ではコントローラーの幅が大きくなったことでどんな格好でプレイするか見物になるのではないだろうか。正直ガチな人たちなら社外製ないし自作のグリップなんかを用意したいでしょう。自分が参加するなら「椅子」から自前で持っていきたいぐらいだ。大半はプロコンだろうが少数派がゲーム画面の外側で「魅せてくれる」と期待している。

 

*1:ここではFPS/TPSのこと